アフリカで9D映画とやらを冷やかしに行ったら神対応された話

ルワンダから時空を超えて

いつもご訪問ありがとうございます。

アフリカ・ルワンダ会計士の笠井です。

 

先日、アフリカのルワンダで驚愕のゲーセンを見つけました。

 

9Dシネマ

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腰抜かしました。

3次元を超えた次元がこのゲーセンにあるのです。

店に入り、まずは店員に恐る恐るDの意味を確認しました。

私「このDはDimensionのことで良いのかな?」

店員「もちろんよ。9Dを知らないの?」

もちろんときたもんだ。

文字通り、この店は次元が違う。

世界の最先端は、シリコンバレーでも、NASAでもない。

ここルワンダの10畳ほどのゲーセンにあるのです。

そう、人類の夢が、希望が、全てがここにあるのです。

さらに、店に入ると目の前にこんなぬいぐるみが。

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これがドラえもんか否か、そんな高度な議論はさておき、あきらかに4次元ポケットを意識しています。

これが入り口にあるということは、線、面、立体に時間軸を加えた4次元(諸説ありますが)はあくまで序の口にすぎないというメッセージなのでしょう。

 

5次元であれば、あの名作映画「インターステラー」が思い浮かびます。

この名作を私みたいな者がまとめることは、関係者にいくら陳謝しても許されない行為だとは思いますが、あえて簡単にまとめさせてください。

------概要始め------ 

滅亡の危機を迎える地球に変わる新たな惑星を探すため、別の銀河へ探索しに行く話。

また、ブラックホールの重力データを地球に持ち帰ることができれば、地球からの脱出が可能なことにも気づくが、別惑星では超重力が時間の流れを歪め、時が何十年も過ぎてしまい、燃料もわずかで帰還は不可能。

そんな中、主人公のクーパーはブラックホールに突っ込み、未来の自分たちから、地球の過去・現在・未来全ての時間と連結している空間へ送り込まれ、過去の自分と愛する娘へ重力データを送り込む。

大人になった娘はそのメッセージに気づき解読し、地球からの脱出を成功させ、100歳くらいの娘と124歳(35歳の肉体のまま)の主人公は、土星近くのスペースコロニーで再会を果たす話です。

------概要終り------ 

あまりに難しい話なので、私の脳ではこれが限界です。 

重力により4次元を超える次元を実現するのですが、当然ですが理論は全く分かりません。

つまり、ここルワンダも、さぞかし時空が歪められていることでしょう。

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インターステラー同様、過去と未来の自分と何かしらの交信ができることは間違いありません。

そこで私は、ここルワンダから過去の自分へどのようなメッセージを送ればよいのか、逆に言うと、今までどんなメッセージを受け取っていたか考え始めました

 

思い返せば、過去に私は電車で大きいアレをもらしたことがあります。

20歳を超えて3回あります。

漏れる前にいつもお腹に不思議な重力波がかかっていました。

 

悟りました

 

あぁ、あれが、未来の私からのメッセージ

 

「池袋で降りろ。新宿までは持たない。」

 

お腹のギュルギュルは私を救うための未来の私からの信号だったのかと。

 

だがしかし、完全に手遅れです。

 

嫌がらせ 

 

とにかく、これだけの空間に立入るのに何の知識もなく入るのは危険極まりない。

事前にDimensionの知識を入念に調べ、時間をかけて英訳してきたので、尋ねてみました。

 

私「9Dとはすごいですね。私は線、面、立体に時間軸加えた4次元までしか聞いたことないんです。しかし、5次元以上となると、私はまだよく分かりません。様々な理論もあって、例えば超弦理論では10次元あるという説やヘテロティック弦理論では26次元あるともいわれているそうです。しかし、これらは実証されているものではないみたいなく、5次元以上を形にするのは現代の科学では不可能だと思っていたのですが。へぇすごいなぁ、実現したのかぁ。9Dとは一体どんな世界なんですかぁ?

 

そうです。 

私って嫌なやつなんです。

尊敬?

微塵もそんなつもりで来ていません。

まずね、次元を増やせば良いってもんじゃないでしょ。

軽い虚偽ですよ。

こーゆーのね、このままにしておくと、年々次元増えていきますから。

3年後には100次元突破とかいうわけわからない事態になりますから。

 

しかし、この悪意に満ち溢れたアジア人の質問に対して、店員はこう答えたのです。

 

店員「説明できないくらい、あなたの想像を超える世界よ。見れば分かるわ。」

 

圧倒的敗北

 

見事な切り返しに、漫画刃牙の死刑囚も納得の敗北感を味わいました。

 

でもね、帰りました。

だって700円高いし。

 

リベンジ 

でね、見るなら子どもとと思って、また数か月後に寄ってみたんです。

店員が変わっていたので、今度こそ負かしてやろうとまた同じ質問をしてみました。

 

私「このDはDimensionのことで良いのかな?」

店員「おいおい。DがDimensionだったら9Dは無理だろ。知っているか?Dimensionは3つしか具現化できてないんだぜ笑」

 

ん?あれ?

俺今馬鹿にされた?

ジョルトのカウンターくらったよね。

 

そこで聞き返しました。

私「じゃあ、Dは一体何なんだ?」

店員「ダイナミックってことさ。見れば分かるよ。」

 

再度味わう敗北感

 

毎度見事な切り返しをしてきます。

 

でもね、帰りました。

だってうちの子興味一切示さないんですもん。

 

まぁちなみに、シュレックとかその辺の映画を15分間見るだけみたいです。

なんか風が出るとか、席が揺れるとか、そんな感じらしい?

子どもが見れる年齢になったら、いつかレポートします。

 

その頃までDが増えていませんように

 

 

 

 

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