せっかくのルワンダ名物の泥レースでやさぐれてた話

いつもブログを見ていただき、ありがとうございます。

アフリカ・ルワンダ会計士の笠井です。

 

うちには2歳の娘がいるのですが、先日その幼稚園から「泥んこレース」というお誘いが。

ただね、どうせグダグダだろうなと。

それが証拠に、当初、雨季に開催する予定でね、

まぁ泥んこというくらいだから雨が降ってもやるのかな思ってたら、

前日小雨が降った程度で中止ね。

 

デリケート過ぎだろ!

というか雨季ど真ん中だったよね!?

晴れると思った?

奇跡信じちゃったかな!?

  

まぁこんな感じなので、当日もどうせ遅れるだろうと予想し、少し遅れていくことに。

しかも私ってドラゴンボールのベジータに負けずとも劣らないエリート会計士じゃないですか。

朝仕事をこなして、そのあと子供の世話をするとか、なんか仕事とプライベートが両立したリア充っぽいじゃないですか。

だから、朝少し仕事をして時間を潰してから行くことにしました。

しかしですよ、要領の悪さに定評のある私は、仕事が時間内に終わらず、

挙句の果てに鬼嫁様に、

「嘘つき。」

言われましてね、もうメンタルボロボロ

しかもね、漫画ハンターハンターのネフェルピトー張りの禍々しいオーラと殺気が鬼嫁様から発せられているんです。

あ、ヤバいなって、殺されるなって、細胞が騒ぎ出したよね。

脳みそぐちゃぐちゃにされるのかな思ったよね。

気付いたら秒でパソコン閉じて、会場に向かっていました。

 

さて、会場に着きましたが、噂では泥んこになって走るのは大人だというじゃないですか。

この誇り高き会計士の私には、全く似合わないイベントじゃないですか。

全く出る気はなかったんですがね。ちょっとレースを覗いてみたんです。

するとこんな感じ。

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め、めちゃめちゃ楽しそう!

他にも腕立て伏せ、スクワットしたりとか、

もはやサスケじゃないか!

こんなん出るしかないじゃないですか!

すぐさま、受付行きましたよね。

 

私「レースに出たいんですけど。」

受付「個人ですか、チームですか?」

私は家族で来ていたので、チームなんてありません。

私「個人で。」

受付「もうレース終わってますね。」

 

なら聞くなよ!

嫌がらせ!?

 

受付「チームでの参加はいかがですか?」

私「友達いないんです。」

受付「可哀そうに。」

 

いや、普段友達はいるのよ!?

来ていないだけだから!

俺を憐れむなよ!

 

確かにね、私の英語力が悪かったと思うんです。

思わず、「I don’t have friends」なんて言っちゃったもんだから、すげー可哀そうな奴だと思われたよね。

 

とりあえずチームは2人1組らしいので、周りで私と同じような境遇の人がいないか探しました。

周りは皆、リア充感醸し出しているんですがね、私だけ受付でオロオロしているわけですよ。

でも、来るの遅すぎたよね。

誰からも相手にされないのね。

もうね、何が「仕事とプライベートが両立したリア充」ですか。

鬼嫁様にも、

「なんで出場できないと思う?」

なんてね、もう地球を反対周りで訪ねて来たくらいの婉曲な嫌味を言われたりしてね。

やることないからビールを買いに行っても、泡が7割の中身が全くないビール買わされたり、ぼったくられたりとやられたい放題でした。

 

仕方ないので、とにかくうろうろすることに。

レースを見ていたところ、レースの最後の方にこんなコースがあるのを発見。

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何やら火が燃えているんです。

しかもTV局の取材みたいな人もいて、

「とにかくこのコースはヤバい!危険すぎる」

みたいなこと言っているんですね。

で、そのナレーターが、

「出来るか分かりませんが私、挑戦してみます」

みたいなことを言い始めて準備運動を始めたんですよ。

現場にちょっと緊張感が走っています。

その挑戦の映像がこちら(3秒映像。音量注意)。

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え?茶番?

超簡単じゃね?

何、すげーみたいな雰囲気になっちゃってんの!?

とんだ茶番を見送り、次に見つけた違和感はこちら。

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ん?これは? 傘!?

な、なんと手ぶらになれる傘です。

見た瞬間、思ったよね。

か、かっこ悪い。

こういうお化け日本にいたと思うんだよね。

 

確かにね、画期的ですよ。

一説では数千年も前から傘は存在しているものの、その形状はあまり変わっていないのだとか

傘はね、とっくの昔に進化を終えていたのです。

それを考えるとね、時代の最先端はルワンダにあるわけですよ。

しかも国民に浸透しているわけです。

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でもよ、何か異様な光景だよね。

傘はこうあるべきだという私の偏見かもしれませんが、

やっぱり恰好悪いよね。

ちなみに中の構造はこんな感じ。

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まずね、真ん中に棒がないから開きにくし、頭につけるバンドすぐ取れるし、

使いづらいったらありゃしないよね。

 

ちなみに、こんな商品はルワンダだけかなと検索してみたら、楽天にあるじゃないですか!

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<http://item.rakuten.co.jp/emuwai2-shop/10001392/

 

やっぱり格好悪い!

こりゃね、日本で流行らないですよ。

デートの日に相手がこれ付けてきたらどうします?

秒で別れるじゃないですか。

しかも頭のバンドがね、これまた忍者みたいでね。

カップルで修行中みたいな。

仮にね、メリーポピンズの映画で、主人公この格好で飛んでたらね、ディズニーも売れてなかったと思うんですよね。

 

まぁこんな感じで、レースに出られなかった腹いせか、ずっとブツブツ文句言って過ごしてやりましたよ。

来年は、まず仕事をしないで出場し、必ずレポートします。

 

最後におまけですが、ルワンダの伝統の踊りの映像です。

特に面白いわけでもないですが、もしよかったら見てみてください(1分映像。音量注意)。

youtu.be

 

 

 

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