ご訪問ありがとうございます。
アフリカ会計士の優雅です。
今日は思わずイラっとするアフリカ・ルワンダの在庫管理についてお話します。
グダグダすぎるスーパーの在庫管理
私よく鬼嫁様からお使いを頼まれ命令されます。
ルワンダのスーパーでの買い物ってね、たまに憂鬱になるんです。
例えばこの前、鬼嫁様から水、ティッシュ、マヨネーズ、ミルク、おむつを買って来いという命令がくだされました。
まず最初のスーパー、どこ探してもティッシュがないんです。
店員に「ティッシュどこですか?」
と聞くと、
「フィニッシュ(品切れ)」
とか言い始めるんです。
オイルショックか!
水はどこかを聞いてもね、
「フィニッシュ」
とかぬかすんです。
記録的大干ばつか!
このように、絶対にスーパーにあるべきはずの物がないことが多いです。
全っ然買いたいもの買えないんです。
もうすげー不便ね。
車でスーパーを2、3まわらなければならないんですから。
これね、初めてのお使いという番組をルワンダでやったらね、たぶん子供トラウマになりますよ。
番組では、子供がいろんなトラブルに挑戦して感動しますがね、毎回売り切れっていうトラブルに巻き込まれたら、出る涙もないですから。
スーパーだけではありません。
おそらく薬局が一番ひどい。
ルワンダは日本と同じく、病院と薬局が分かれていて、医者が処方した紙を近くの薬局に持って行くと薬もらえるんですね。
で、薬局行くじゃないですか。
「フィニッシュ」
ですから。
フィニッシュじゃねぇよ、どーやって病気治せっつーんだよ。
私の経験上3回に2回は言われます。
一説には、ルワンダは日本のようにその場で調合するわけではなく、製品を販売するだけなので、在庫管理がしっかりしていないとこんなことが起こるとも言われていますがね、
断言できます、調合する制度になっても材料がなくて
「フィニッシュ」
って100%言いますね。
アルアル詐欺
とまぁ、文句を言ったものの、ここまではまぁ良いですわ。
単純にPOSシステムもなく、感で在庫管理しているのだから、そんなこともあります。
ひどいのが、たまにね、嘘つく奴いるんです。
例えば、私ヘアワックス欲しかったんですよ。
でもアフリカだしなー、現地人の需要5000%ないしなーと、諦めていたのですが、とあるスーパーでヘアワックスあるかと聞いたところ、
「ナウ、フィニッシュ」
とか言うんですね。
お、普段はあるのかと店員に聞くと、
「オフコース」
とか言うんです。
だからね、私待ちました。
店に行くたびに
「まだ?」
と聞いては、
「もうすぐだよ。」
と言われました。
もうかれこれ、2年待ったよね。
未だ「ナウ、フィニッシュ」
ですからね。
ないならないって言えよ!
これもね、前回の「ツクツク詐欺」と同じですよ。
もうすぐって言っては結局来ないパターンね。
取り扱っていない商品でも、彼らは取り扱っていないと認めるのが悪いことと考えているのかもしれません。
おそらくこれは国民性なのではないでしょうか。
2年ほど住んでみて分かりましたが、現地の方って、すごく優しいんですけどね、実は恐ろしくプライドが高いです。
ドラゴンボールのベジータとスラムダンクの福田吉兆を足して二乗にしたくらいのプライドです。
そこで、試しにね、絶対にスーパーにないものならば取り扱っていないと言うのではないかと思い、検証してみました。
私「ダッチワイフを探しているのですが、ありますか?」
店員「ダッチワイフ…」
私「大人用の人形です。」
店員「あーあれね。フィニッシュ」
嘘だろ!
絶対取り扱ってねぇだろ!
スーパーにダッチワイフあったら大問題だから!
奥さん方オロオロするから!
(
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Lovedoll001.jpg
)
さらに問い詰めてみました。
「前はどこに置いておいたのさ?」
と聞くと、
「(レジのあたりを指さして)あの辺。」
いやいや、レジにあったら余計問題だから!
ついで買い狙い!?
ガム的なポジションなの!?
確かに、レジにゴムはあるけどさ!
言っとくけど、ダッチワイフとゴムってむちゃくちゃ親和性低いよ!?
もうね、知らないなら知らないと言えば良いのに。。。
アフリカ・ルワンダの在庫管理まとめ
まず、売切れに備え、まとめ買いではなく、スーパーに寄る機会があったらこまめに買っておくこと。
あと、1か月経っても入荷されないものは、そもそも取り扱っていないので手に入らないと思った方が良い。
潔く日本から買って持ってきましょう。
私もね、次回日本に帰ったときには、鬼嫁様にバレないようにダッチワイフを忍ばせておこうと思います。
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