蚊への苛立ち
アフリカって蚊の数が半端じゃないんですね。
んで私ね、こいつらを皆殺しにしないと寝られないんです。
耳元でプーンとかされると、一気に「殺る気スイッチ」入ってしまうんです。
個別指導塾のスクールIEじゃなくてもね、簡単にスイッチ入れられるわけです。
たぶんデスノートがあったら、今頃、蚊の名前でびっちり埋まっていると思うんです。
ツイッターでも毎日、「削除、削除、削除」とかつぶやいちゃってると思うんです。
このように、蚊は、確実に私の中のアフリカ・ルワンダのストレスランキング上位に入っているんですね。
もちろん、一位はダントツ鬼嫁様です。
ただ、鬼嫁様の名前はさすがにデスノートに書けません。
なんやかんやで愛していますから。
話は逸れましたが、蚊は世界の殺人生物ランキング1位らしいです。
約72万人の方が蚊に殺されているそうですな。
ちなみに、人間を殺している生物第2位は人間のようです。情けないですね。
私としては、そんな恐ろしい殺人生物の1位と2位の蚊と鬼嫁様が同じ空間にいるわけで、もうその恐怖ったらありゃしないわけですよ。
今日は、そんな蚊と鬼嫁様の倒し方について書いてみます。
いろいろありますが、3つに絞りました。
毒ガス
「この地球上で最も強力な毒ガスとは何かわかるかね?答えは酸素。分かったときにはもう遅い。」
これは漫画刃牙に出てくる死刑囚かつ格闘家、柳龍光がかつて範馬刃牙に言い放った言葉です。この後、刃牙は瞬殺されます。
私は、今までこの言葉を信じてきました。
酸素怖いって思っていました。
しかし、アフリカに降り立って今はっきり分かったことがあります。
地上最強の毒ガスはベープです。
フマキラー最強説です。
寝る前にベープを一吹きしておくと、朝には蚊が何匹も死んでいます。
蚊どころか、あらゆる虫が死んでいます。
便利ですが、使いすぎには注意しましょう。
焼殺
日本ではあまり一般的ではないかもしれないですが、
世の中には電撃ラケットと呼ばれる道具があります。
この道具ね、もうなんかエグいんです。
蚊とかあらゆる虫をね、焼き殺すわけです。
このラケットには電流が走っており、これで蚊に触れると、
「パンっ!!!」
という音と共に、香ばしい香りと丸コゲの死骸が出てくるわけです。
ただ、本当に恐ろしいのは、これを扱う人です。
かつて漫画「るろうに剣心」の緋村剣心も言っていました。
「時代を創るのは「刀」ではなくそれを扱う「人」でござる」と。
何が言いたいかと言うと、うちの鬼嫁様のことでござる。
電撃ラケットを操る鬼嫁様は、もはや志々雄誠ね、火を操る悪のカリスマなのでござる。
蚊を殺すために使い始めたのに、
もう目に留まる虫皆殺しし始めるござる。
しかも、完全に消滅するまでラケット振るのね。
1回「パンッ」てなれば、まぁ十分なんだけど、
完全消滅するまでブンブン振るものだから、
「パンッ、パパパンッ、パンッ」
て、鳴るのね。
跡形もないとはこのことでござる。
次いつ私に向けられるか、
そこが私の最近の心配事でござる。
素手
ただですね、そう都合よく兵器があるわけではないですよ。
そんな時には手で倒すほかないわけです。
しかし、蚊って本当に速いです。
アフリカの蚊は日本より遅いですが、
それでも完全に仕留めたと思っても、
気付いたら背後に回っているんですね。
そんな中、鬼嫁様は動体視力がトップアスリート並なのか、
蚊の殺虫率が尋常じゃないです。
普通じゃないので、そのうち蚊が止まって見えるとか言い出すのではないでしょうか。
時には片手のみで握りつぶします。
しかも殺し損ねた時がね、鬼嫁様の本領発揮です。
たまに、蚊は潰されずに、ただのショックで落ちる時があります。
鬼嫁様はそんな時、落ちた蚊にはとどめを刺さないんです。
慈愛の精神か。
否。
悪魔の所業です。
なんと、二度と復活できないように、羽をむしるわけですな。
無慈悲。
あまりに無慈悲。
そんな時、その蚊と自分を重ね合わせる瞬間があります。
私「オマエも私も、生殺しにされているという立場からは変わりはないんだな。」
蚊「僕何か悪いことしたかな。」
私「人間にとっては害かもしれない。でもそれは生きるための仕方ないこと。誰もお前を攻めやしないさ。」
蚊「君はこんな鬼といつも戦ってたんだね。たった一人で。だから僕は僕だけは君の仲間になってあげたかった。」
私「ダメだ、死ぬな!」
いつの間にかコードギアス的な世界観が始まり、
蚊にも慰められる妄想が始まります。
いつもは憎いあいつなのに、
共通の敵が出来た時、心が通うわけです。
まぁドラゴンボールのピッコロとベジータみたいなものですな。
とにかく、鬼嫁様は参考になりません。
蚊を殺すことに関して、人智を超えています。
しかし、一般人にとって朗報です。
この間知り合いの方に蚊の倒し方のすごいヒントをもらいました。
蚊ってね、飛び方に法則あるんですって。
逃げる時とか上下に移動するらしいんです。
つまり、
こう横にたたいたら上下に逃げられるから、
こうやって縦にたたくと、倒せる!
これがまたね、やってみたら効果抜群なんです。
明らかに蚊を仕留められる確率があがりました。
以上、蚊の倒し方を3つだけ紹介いたしましたが、
これらの方法を使えば、寝る時の危険を半分に軽減できます。
あとは、もう半分の危険である鬼嫁様にどう対処するか、
こちらについては長い長い研究が必要になりそうです。
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